もぐらのおさんぽ

和歌山の田舎町から。写真のことと食べること。お酒の話。

ねむの木食堂 2019.01

田辺市の山間部、熊野古道中辺路に昨年オープンした「ねむの木食堂」。さらに山奥の「カフェとごはん 朴」の2号店ということで期待大。

f:id:kuroimogura:20190207215628j:plainもとは「清姫茶屋」として営業していた建物です。歌舞伎や浄瑠璃道成寺に登場する悲劇のヒロイン・清姫の生誕地なのだそう。

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1月はお正月メニューということで、とても華やかな色どり。イクラと鮭のちらし寿司も美味しかったですが、天ぷらが予想以上に本格的でした。衣がとっても軽くてサクサク、ネタはほっこり。

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信州豚のロースカツに荒金でおろした大根。洋食メニューもしっかり美味しい。

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価格は1200円~1400円程と、田舎の食堂としては強気の設定だけれどもその価値はあるのではないでしょうか。

田舎だから安かろうと誰が決めたのさ。

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川のせせらぎを聞きながら、ゆったりした時間を楽しめました。